松山青年会議所
例会及び事業案内・報告

2008年5月度案内・報告

事業報告まつやまの『食』に関するディスカッション(平田)

4月21日(月)午後3時より午後5時まで松山市青少年センターにてまつやまの『食』に関するディスカッションが開催されました。
社団法人松山青年会議所の文化発信委員会の木本委員長より挨拶があり会の趣旨について説明がありました。その内容は委員会事業において松山の食に関して検証してきたが松山の名産が思い浮かびにくい実情があり、それを何とかしたかったという内容でした。
この会の参加メンバーにはフリーライターの土井中 照氏を中心に松山市観光振興課・財団法人 松山観光コンベンション協会・いよぎん地域経済研究センター・リビング新聞社・飲食店・弁当製造業者・食品メーカー・酒造メーカー・ホテル等から20名程でした。
始めに木本委員長がまつやまの食についてのアンケート集計報告があり続いて土井中氏より松山の食に関する資料が配布され説明がありました。
①文献に紹介された松山の食②松山の老舗③俳句の中に記載のある松山の食④今までの松山の食に関するキャンペーン⑤キャンペーン成功のためのポイントなどについて詳細を伺いました。
その後参加メンバー全員で食に関する様々なディスカッションを行いました。
これからもこの会を何度か行い最終的には9月10日のまつやま市民シンポジウムまでに松山の名物となる候補が上がっていてそれらを試食しながら議論する予定を確認して閉会しました。


以下にまつやまの『食』に関するディスカッションより抜粋した意見などを報告します。


まつやまの食・食感の特徴とその背景に関する議論
・魚は新鮮なものが手に入りやすい地理的な背景で料理に手間をかけなくてもおいしかったためシンプルな魚料理となった。(さしみ・煮付け・海ごはん)
・米を使った料理が多い背景には藩の経済状況による米と混ぜて増量させる技術革新があった。
・お菓子が非常に多い(タルト・坊っちゃん団子・薄墨ようかん・ポエム等)背景には菓子メーカーが文学作品を参考に上手くマーケティングしてきたことがある。
・麺に関してはうどんの食感が軟らかく、つゆが甘い。ラーメンスープも甘い。(香川県と愛媛県では小麦の政府買い取り価格が異なる。香川県では小麦を高く売ることができるが愛媛県では大麦が高く売られる背景から麺よりはだか麦生産が有名になった)
・酒も甘口が多い傾向がある(地元に淡白な味の料理か多く辛口より甘口が料理に合ったから。[ただし最近食の欧米化により脂っこい料理が増え辛口も増えつつある。]それ以外に農家の方が農作業で体力を使い糖分を欲し甘口を好んだからとの説もある)つまり地酒はその土地の料理と一緒に食べるとうまい。
・海ごはんを知っているか?海ごはんとは鯛めし、たこめし、穴子めしなどを提供しようとするPR活動である。(シンプルさを追求してたどり着いたのが海ごはんであった。)しかし海ごはんは松山というより瀬戸内というイメージが強く実際明石等他地域でも紹介されている。


松山の食を地元に定着させる議論
・魚料理を市民に定着させるのは難しい。肉料理が増えたこともあり昔と比べ家庭で魚料理をする人も減っている。観光客に受けているものから優先的に考えるべきではないか。
・地元に定着させるにはおいしくないと難しい。食は単価が比較的安くリピーターで成り立つ商売である。


市外からお客様を呼び込む議論
・NHKでは司馬遼太郎の代表的長編小説「坂の上の雲」を原作として、スペシャルドラマ「坂の上の雲」を平成21年(2009年)から3年にわたって放送されます。その舞台となる松山は観光客が急増すると言われている。その観光客をターゲットにしてはどうか?新たな観光客であるが他の観光地と比較されることにもなる。
・提供するメニューも朝食 昼食 おやつ 夕食 夜食(麺など)に分けて考えた方が良いのではないか。
・その食に松山というイメージ(松山の人が作ったんだろうな)ができれば観光客に伝わりやすい。


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